【マダニ感染症】恐怖の重症熱性血小板減少症候群とは?!

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ここ5~6年、日本でマダニに依る被害が報告され、中には死亡例もある事から注意が喚起されています。

マダニは普通の草地にもいて、夏季(特に5月~9月)に活動が活発になります。
今回はマダニに噛まれない様に、また、噛まれた場合、どのような症状が出るのかを見て行きたいと思います。

重症熱性血小板減少症候群?

SFTSウィルスを持っているマダニに噛まれる事に依って、重症熱性血小板減少症候群を起こす人がいます。
この症状は2011年に初めてマダニに依って引き起こされる病気と認定されました。
病名からわかるように、白血球や血小板が血液中から無くなる病気です。

症状としては、発熱と下痢、嘔吐、不屈、食欲低下といった症状が現れます。
また、時には頭痛、筋肉痛、更には呼吸器障害や紫斑や下血、言語障害や意識障害といった症状まで起こす事もあります。
風邪だろうと放っておくと、重症化して死亡する事もありますので、充分気を付ける事が必要です。

マダニに噛まれてから発症するまでの潜伏期間は6日から2週間程度とされています。
普通の消化器官系の病気と違い、重症熱性血小板減少症候群は急激に症状が悪化し、自分で動けなくなってしまう点が恐ろしい所です。

その為、マダニに噛まれた場合はすぐに病院で診察を受け、その際「マダニに噛まれた」と医師に必ず伝えましょう。

普通のダニと違い、マダニは吸血前で3mm、吸血後は10mm程の大きさがあるので、血を吸われたところは1cm程の大きさになります。
その為、吸われている時に気付くこともあります。
その際は、そのまま病院でピンセット等で真っ直ぐに抜いてもらいましょう。慌てて自分で斜めに抜いてしまうと、身体の中にマダニの針の一部が残ってしまう場合があるからです。

重症熱性血小板減少症候群には残念ながら特効薬はまだありません。
従って対症療法となり、解熱剤が処方されたり、脱水症状を起こしているなら点滴を行う等になります。

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どんな人が罹りやすい?

マダニは日本全国の山、草むら、河川敷、水田、公園の草むらに50近い種類が生息しています。
これではどこにでもいるじゃないか!と思われると思いますが、共通している点は、湿気の多い草むらであるという点。

なので、特に5月~9月に掛けては、日当りがあまり良くない草むらや山歩きをする時には、長袖、長ズボン、軍手等を身に着ける事が必須となります。

マダニに噛まれて重症熱性血小板減少症候群を起こし、症状が重症化し易いのは、高齢者、心臓や肺に持病がある人等です。
こういった方々は対症療法でも追いつかず、ICU(集中治療室)での治療が必要となる事が多いのが実情です。

また、当然幼児もまだ免疫力が高くないので、公園に遊びに行った時は、親御さんは目を離さない様にする事が大切です。

発症事例

マダニ自体は日本全国に生息していますが、重症熱性血小板減少症候群が確認されたのは、今の所西日本と石川県です。

以下は、マダニに噛まれて重症熱性血小板減少症候群を発症した人の死亡数と生存数です。

2013年・・・死亡 14名 生存 26名

2014年・・・死亡 16名 生存 45名

2015年・・・死亡 11名 生存 49名

2016年・・・死亡 8名  生存 48名

2017年・・・死亡 3名 生存 17名

こうして見ると、マダニに対する警戒・対策が行われ、それが効果を表してきているように見えます。

まとめ

マダニに依る重症熱性血小板減少症候群は、特に幼児や高齢者には怖い病気です。
何より予防が大事となりますから、5月~9月にかけては犬の散歩などに出かける時にも、長袖・長ズボンの着用をお薦めします。

犬は散歩中に草むらに鼻先を突っ込んだりしますが、その鼻先にマダニが付いている事も時々あります。
今は犬や牛と言った動物からの伝染も確認されており、その点でも注意が必要です。

くれぐれも夏季にはマダニに対する注意を怠らない様にしましょう!

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