新燃岳の現在や噴火は?歴史から見る今後の可能性は?

スポンサードリンク
スポンサードリンク

九州南部の活火山「新燃岳」。
ついに火砕流も発生し、予断を許さない状況が続いています。

ここで、新燃岳の今までの噴火の歴史を振り返りつつ、今後の可能性について考えてみましょう。

新燃岳の場所って?

新燃岳の場所を確認しましょう。

場所は九州の霧島連峰の中心部に位置する有史以来噴火活動が続いている活火山です。
標高は1,421mあり、山頂部分には直径約750mの円形の火口を有しています。

この山の周囲には、霧島山東部に聳(そび)える神々の霊峰高千穂峰(たかちほのみね)と霧島最高峰の韓国岳(かんこくだけ)のちょうど中間あたりに位置します。

新燃岳の歴史や過去の噴火(有史以前)

有史以来の活火山新燃岳のこれまでの噴火の歴史を追いかけてみましょう。

今から約15万年前の火山活動により霧島火山群が形成されました。
その後、数万年程の休止期間を経た後、約6万年前頃に再び火山活動を再開したと考えられます。

そして新燃岳の山体の形成は約1万年前にに始まったとされ、その後の活動として、約5600年前、約4500年前、約2300年前の3回ほど、プリニー式噴火と呼ばれる爆発的な噴火がありました。この時には周辺に噴出物を堆積させました。

新燃岳の歴史や過去の噴火(有史以降)

有史以降の噴火として、記録に残っているものの最初は享保噴火で、1716年から1717年にかけて、断続的に大きく7期に分けられ、これは約1年半続きました。
その後の文政噴火は、1822年1月12日の朝に発生しました。山頂付近で白煙が出るのが観察され、夕方になると水蒸気爆発を伴って噴火しました。

昭和に入っての噴火は、1959年(昭和34年)2月13日に発生しました。
当初は降灰を伴う小規模な水蒸気噴火で、14:50に爆発的噴火が発生。4日後にも爆発音と空振を伴ったて噴火が始まり、上空4,000mまで黒色の噴煙上がりました。
この時はマグマの成分を含まない水蒸気爆発でした。

その後、1962年(昭和37年)8月30日に小規模噴火、1983年(昭和58年)12月28日、群発地震観測と小規模な火山活動が継続して観測されています。

スポンサードリンク

現在に通じる?21世紀の噴火

2011年(平成23年)1月19日、約半年ぶりに噴火活動が始まります。

一週間後の26日には何の前兆もなく、準プリニー式噴火噴出が急激に強まります。

翌27日、52年ぶりとなる爆発的噴火が発生。
火口から2500m上空の高さまで噴煙が上がり、火砕流も発生します。その翌日28日には直径数十m程度の溶岩ドームが出現します。

2日後の30日には火口の東側にある町内約1,150人に避難勧告が出ます。

2月1日に4回目の爆発的噴火が発生。
この時には九州や四国でも噴火による振動が確認されています。13回目の爆発的噴火を最後に徐々に活動が静かになり。

9月7日以降は噴火活動が収まりました。

現在の状況は?

2017年(平成29年)9月23日より火山性地震が再び増加傾向になります。
しかしこの時の噴火は小規模なもので10月17日を最後に噴火は一旦停止します。

ところが2018年(平成30年)3月1日8時頃から再び火山性微動が観測され、11時頃に噴火が確認されました。
この日以降も火山灰を放出し続け、3月6日には火口内に溶岩が確認されます。14時半頃、爆発的噴火が7年ぶりに発生しました。

10日には噴煙が火口から4500mの高さまで上がり、大きな噴石が火口から1800m飛散します。火山活動は現在も活発に続いていて、予断を許さない状態。

25日も小規模な火砕流の発生が確認されています。

まとめ

有史以来、現在まで定期的に活発な火山活動を続けている新燃岳。

今回の動きは7年前の大規模噴火の続きのようにも感じます。

現時点ではその時ほどの状況にはなっていませんが、今の状況からして7年前、場合によってはそれ以上の噴火活動につながる可能性がありますので、引き続き注視しながら火山活動を見守るしかないでしょう。

現在も激しい火山活動が続いている「新燃岳」その火山活動の歴史を振り返ると有史時代以降も、昭和平成と定期的に大規模爆発を繰り返すこの火山の動きは、今後も注視すべき存在です。火山の噴火に対しては避難以外になすすべがない状態なので、いつ何が起きても良いように常日頃から備える必要がありそうです。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加